2014年11月2日

いただきますって言いますか

半年ほど前のことだ。
お坊さんと一般の人が語り合う場に参加した時に、「思わず合掌する(した)瞬間とは?」をテーマにディスカッションしたことがある。
その時、
私がすぐに頭に浮かんだのは、「いただきます」と「ごちそうさま」の時だった。

家で食事をするとき、家族と一緒の時は必ず「いただきます」言うけれど、
合掌はしているかどうかあまり自信がない。
家で食事するにしても、1人の時は「いただきます」と言っているかどうか
自信がない。

外食の時だって、「いただきます」と当然言っているだろう、と思っていたけれど、
今日、6人で外でランチした時に「いただきます」と声に出していたかどうか
思い出せない。
「冷めるからお先にどうぞ。」と言いながら、自分のところに注文したものが
来た段階で何も言わずに食べ始めていたかもしれない。

思い返してみると、なぜか一人の時は声には出さないけれど
手を合わせることが多いような気がする。
でも仲間と一緒の時は手を合わせない。

なぜだ?!
そんなことを思っていて見つけたのがこの記事。
株式会社ぐるなびがやった、「『いただきます』って言いますか。」という調査だ。

こういう記事をきっかけに、
ちゃんとやっているつもりだった「いただきます」や「ごちそうさま」を
いつの間にか忘れていることがある自分に気がつく。
言いたい、言おうとしている気持ちがあるにもかかわらず、
忙しさだったり面倒くささだったりでつい忘れてしまうことがある。
いけない、いけない。
「いただきます」「ごちそうさま」は、日本人らしい大事な習慣の一つだと思う。

朝昼晩、声に出して「いただきます」という人、35%。
家族と食事をする時に「いただきます」と言う人、60%以上。
「いただきます」と言う割合が最も高い世代は、20代の女性。

ふ~ん、本当かなあ。

自分ではそう思っている、ということと、実際にそうしている、ということは、
きっと違うだろうなあ。
でもまあ、そんなことは追及せず、
これをきっかけに私が意識して言うようにしてみよう。
時々忘れたりしていた習慣も、
意識してやるうちにきっと確実な習慣になっていくだろうから。