2015年5月1日

「老け手」ってなに?  「老け手」が気になる理由

「老け手」って聞いたことあるだろうか?
私は知らなかった。



文字通り、老けている手と言う意味なのだが、
手が老けている・・・・今までそんなこと気にしたこともなかった。
けれど、改めて自分の手を見ると、血管が浮き出て横皺も多く、
結構老け手だった(笑)。

そういうことが気になって、

どこででも手の甲を見せられないと言う人がいるのだそうだ。
その人は電車の中で座っていても、手のひらを上にしているのだそうだ。

  《NHK「あさイチ」4/13放送 《出会いの春に 解消!“老け手”の悩み》から

なるほど、電車の中で自分の手を隠すくらい気にする人がいたのね。。。

私は今までそんなこと考えたことも気にしたこともなかったけれど、
そんなことを聞いて、なんだか気になってきたぞ。。。
そう言えば、私の手はかなりしわだらけの手だ。
よく見たら節が太くてごついぞ。

気になるとか気にするとかいうのは、意外とこういうことなんだろう。
元々気にしていないことであったとしても、
気にするものなんだと知って、気になるようになる。
気にするかしないかは、所詮本人次第なんだ。

さて、気にする人は何を気にしているんだろう?

そりゃあ誰だって、手タレ(手専門のタレント)のように手が美しければ言いに決まってる。
でもそういうことではなく、敢えて「老け手」っていうんだから、
老けて(=年をとって)見られるのがいやなのね、きっと。
年齢が出る、あるいは本来の年齢よりも上に見えてしまう・・・そういうのがきっとイヤだから気になるんだろう。
今まで私が気にしなかったのは、手というものに年齢が出ると思っていなかったからだ。

それにしても、私も含めてどうして若く見られたいんだろう?
大人っぽく年上に見られたいと思っていた時期もあるのに・・・、
若々しいのはいいこと、老けこんでいるのはよくないこと、そういう思いこみの中でどうも縛られている。
若く見えることがとても偉いみたいに。
外国では必ずしもそうではないように聞く。
実際、「若々しいこと」と「若く見えること」は、似ているけど実はちょっと違うはずだ。
私自身も、こういう若々しさ信仰呪縛からできれば解き放たれたいものだと思う。
どうやって?!・・・それが問題だけど。

番組の中では、手というのは生きざまが出る、という話もちらりと出てきた。
例えば「働く手」。
どんな仕事をしているかを手が語っている、と。

顔には生きざまが滲み出る、と私はしばしば言っているけれど、
手もそうかなあ。
自分らしい手、なんてあるのかなあ。

手そのものにそこまで生きざまが出るかどうか、私にはわからない。、
でも、例え老け手になったとしても、「手つき=手の動かし方」というのは
意外に若い頃と変わらないような気がする。




 5月18日 人生の地図を描く(マンダラエンディングノートを使って)
       体験参加は満員御礼となりました。
 
 6月10日 生きざまと顔の関係 自分の顔について考える。
       体験参加受付中